株式会社ニューズ出版  ハイパーレブインポートVOL9
ローバーミニ


いつもミニを見ながら暮らす。
それが子供の頃からの夢でした。


横須賀市内の見晴らしのいい高台。
そこに、アーモンドグリーンのシャレた家が建つ。
子供の頃からミニ好きだったという戸村さんは、長年の夢だった「ミニと暮らす家」を'02年に完成させた。


どこか外国の香りがする住宅の1階には、'82年式ミニ1000、'65年式ダウントン・クーパー127S、そして'66年モーリス・クーパーが収まっている。
ガレージの壁にはコレクションのミニのスケールモデルとオイルサインがずらりと並ぶ。そこは、まさに男の夢の世界。

すでに小学生時分からミニが好きだったという戸村さんは、中学生の時に見た「ミニミニ大作戦」で、完全にその魅力の虜になったという。


初めて乗ったクルマは、イノチェンティ・ミニ・クーパー1300。
そこから20年間、ミニにかける情熱は冷めることなく、ついに3台の所有者となった。
が、同時に将来に渡ってきれいに保存するにはどうする・・・・という悩みもつきまとう事になる。


ある事情で転職を迫られた戸村さんは、その時の退職金を「ミニの家」を建てるために使うことを決意。
建坪の半分以上をミニのスペースに当てるという希望を、近所に住む同じミニ仲間だった建築士の浅葉さんにぶつける。
それは、建築設計上、考えられないトライアルだったという。
しかし、戸村さんと浅葉さんのミニに対する愛情と情熱が、それを現実のものとしたのである。


2階にある戸村さんのお部屋からは、ガレージ内のミニを見ることができる。
常に主人に見守られながら暮らすミニは、陽光の中で心地よさそうにたたずんでいた。



玄関を入ると、いきなり靴箱にミニのシルエットが・・・。
「ミニ降りたらどうするんでしょうね」と本人も苦笑い。

靴箱だけかと思いきや、エントランスの頭上にもミニが!
大工さん泣かせの仕事だったとか。まさにミニの家の「証し」。

モーリス・クーパーだけ、別の駐車スペースが作られる。
空いたスペースには、小さなコレクションルームが設けられている。

ミニはもちろんのこと、戸村さんが好きだというクルマのプラモデルが山に。
ストックするスペースの確保もさぞや大変。

ミニと同じくらいハマっているミニカーコレクションは、ガレージの壁に並べられる。
これも現在増殖中なんだとか。


エッソのキャラクター「ボーイ」「ガール」の看板集めも趣味のひとつ。ウッドの壁でいい雰囲気を醸し出している。